コラム
2024年04月02日

新社会人の皆様へ

2024年4月1日 今年もたくさんの新社会人が生まれました。
ご入社おめでとうございます。
桜の花たちもお祝いしてくれていますね。

 

コロナの時代も過ぎ去り、通常の入社式が全国で行われました。
今年大卒の皆さんは、大学一年時、コロナで入学式もできない、授業はオンラインと
辛い時代を過ごしてきた方たちです。
だからこそ、今年の入社式は、特別な思いがあるのではないでしょうか?

今日はそんな皆様のために、社会人として大事なことを、少しだけお話しようと思います。

目次

1.自分のしたことは、自分で責任を取る
2.相手をリスペクトする
3.チームワークを大切にする
4.出社したら笑顔で挨拶をする
5.「学校を出たらもう勉強しなくていい」と思うのは大きな間違い

1.自分のしたことは、自分で責任を取る

大学生だった今までは、まだ少し甘い考えで行動することもあったかもしれません。
でも社会に出た以上はその考えは禁物です。
自分でとった行動は、全て自分が責任を取らなければなりません。
上司先輩との約束も、時間を守ることも、仕事を覚えることも、ありとあらゆること全て
自分の責任です。
他人のせいにしたり、何か別のことのせいにしてはいけないのです。
これからは上司や先輩にたくさんの指摘を受けることでしょう。
その時に何かのせいにする言い訳は厳禁です。
「気づかせていただいて、ありがとうございます」という感謝を示しましょう。
まずはこの点をしっかりと自覚してください。

2.相手をリスペクトする

会社に入ると、今までの人間関係とは別の形の人間関係が始まります。
年齢も経験もまちまちで、複雑になります。
大学生だった頃までは、好きではない人との関係は続けなくてもよかったけれど、
今度はそうも言っていられなくなります。
世の中には、あまり得意ではない人が存在するものです。
でも、それは考え方次第です。
実は、そんな得意ではない人は、自分にとって価値のある人なのです。
世の中には価値観が違う人が山ほどいます。
そんな人は、それに気づかせてくれるからです。
でもその違いが、自分の硬い考えを崩し、ほぐしてくれることも大いにあるのです。
思い通りにいかない時ほど、自分を変えるきっかけとなります。
この点も頭に置いておいてください。

3.チームワークを大切にする

組織はチームメンバーで成り立っています。
一人でも手を抜くと、プロジェクトが動かなくなってしまいます。
全ての仕事には意味があります。
今、自分がしている仕事がどんなに小さな事であろうとも、
それはしっかりとチームに貢献しているということを忘れないでください。
チームで仕事をするという意味で、その仕事をする人がいるからこそ、全て成り立っているのです。
小さな仕事でも決して手を抜いてはいけません。
一所懸命に頑張っている姿を上司は必ず見ていて、あなたを認めていくのです。

4.出社したら笑顔で挨拶をする

当たり前のことですが、挨拶ができていない人が多いのです。
「挨拶をする意味」は何でしょう?
ただの習慣で挨拶している人は、本当の挨拶をしていない人です。
挨拶は「相手に心を届け、それをブーメランのように相手からも返していただく」という
大切なコミュニケーションの始まりの儀式です。
心からの挨拶をしてください。
「おはようございます」のその言葉の中に
・今日もいい日になりますように!
・今日もよろしくお願いいたします! 
という気持ちを込めましょう。
新入社員の元気な挨拶は、社内の空気を明るくします。

5.「学校を出たらもう勉強しなくていい」と思うのは大きな間違い

実は社会に出てからの方が、たくさん勉強しなければなりません。
仕事のプロになるために、最初は上司先輩から基本の業務内容を教えていただき覚えることですが
その後から自分を成長させていくために、いろいろな分野の勉強をしていかなければならないのです。
これは学校の勉強よりもっと大変です。
今までは、「これ」という対照がそこにありましたから楽でした。
でも今度は、その対象を積極的に自分で探し、見つけていかなければならないのです。
プロフェッショナルになる覚悟を持ちましょう。

 

以上の点に気をつけながら、楽しく新社会人生活を送ってくださいね。
一度きりの人生、充実させてください。
応援しています。